オスロブのジンベイザメツアーは中止になる?当日中止になっても楽しめる周辺観光スポットやツアー情報を紹介

「人生で一度はジンベイザメと一緒に泳いでみたい!」
水族館で見るジンベイザメと一緒に泳ぐという貴重な体験を求めて、毎年旅行者がセブ島へ訪れます。そして、日常では体験できないスケール感に多くの人が魅了されています。
しかし、いざセブ島のジンベイザメツアーについて調べると「ジンベイザメ 中止」という文字が表示され、不安に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。ほぼ100%の確率で会えるといわれているのになぜ中止になるのか疑問を抱く方もいるはずです。
そこで、本記事ではジンベイザメツアーが中止になる理由や頻度、実際に中止になった場合の対応について詳しく解説します。
また、記事の後半ではジンベイザメと一緒に泳ぐ方法や中止になった際に行ける観光スポットも併せてご紹介します。ジンベイザメツアーをご検討中の方はもちろん、セブ観光をより楽しみたい方にも役立つ情報を解説しているので、ぜひ参考にしてください。
ジンベイザメツアーが中止になるとき

セブ島旅行の一番の目玉といっても過言ではないジンベイザメツアー。ほぼ確実に出会えるといわれているのに中止になるのか疑問に思う方も多いでしょう。実際には、天候や自治体の規制など様々な理由でツアーが中止になる場合があります。
以下では、どのようなときにジンベイザメツアーが中止になるのか解説していきます。
天候不良・海況不良
ジンベイザメツアーが中止になる大きな原因の一つは、大雨、強風、台風などの天候不良です。また、雨が降っていない場合でも波が高い、潮の流れが強い、海が濁っているなど海況不良が原因でジンベイザメと泳げない可能性が高く、ツアーが中止になります。
政府や自治体の規制
天候や海況が安定していても環境保護や安全確保などの自治体の方針・規制によりジンベイザメツアーが突然中止になる場合があります。
早朝5時頃に中止の知らせが来るため、オスロブで別の観光をすると良いでしょう。
ジンベイザメが現れない
まれにジンベイザメが遊泳スポットまで来ないことがあります。この場合は、中止ではなく観察できない状態になることが多いです。
ツアー自体は開催され、海に潜ることはできますが一緒に泳いだり、写真を撮ったりは難しいでしょう。遭遇率が高いとはいえ、野生の生き物を相手にしている以上このような状況が起こる可能性があることを理解しておきましょう。
ジンベイザメの動きが危険
普段はおとなしい性格のジンベイザメですが、体が非常に大きく、接触すると思わぬ事故につながることも。そのため、ジンベイザメの動きがいつもより活発で安全が確保できないと判断されるとツアーは一時待機や中止になります。
実際に中止になった事例
以下では、実際にジンベイザメと泳ぐのが中止になった事例をご紹介します。
ボホール島でのジンベイザメ観光は全面禁止
セブ島の南東にあるボホール島はジンベイザメと泳げる場所として有名なスポットです。しかし、生態系保護のため、2025年2月からボホール島でのジンベイザメ観光は全面禁止されています。
2025年8月現在、ジンベイザメツアーの再開時期は未定です。
台風の影響で波が高く中止
セブ島は内陸なため普段は波が落ち着いていますが、台風が近づくと波が高くなり、危険となるためジンベイザメとの遊泳が中止となる可能性があります。
また、波の影響でボートが出港できずに中止となることもあります。
当日中止になった場合の対応
当日急遽天候や自治体の規制により、ジンベイザメと泳げなくなった場合の対応について、ツアーに参加している場合と参加していない場合に分けてご説明します。
ツアーに参加していた場合
ジンベイザメとの遊泳が中止となった場合、返金対応やツアーの日程変更、他のアクティビティへの変更などツアー会社によって対応が異なります。事前にツアー会社への確認をしておくとトラブルを防ぐことができて安心です。
ツアーに参加していない場合
ジンベイザメと泳げなくなった理由が天候や海況の場合、周辺のであるスミロン島でのアクティビティもできない可能性が高いでしょう。
しかし、それ以外の理由でジンベイザメと泳げなくなった場合は、スミロン島でのシュノーケリングやツマログ滝などの観光は実施できるでしょう。事前に周辺情報について調べておくとスムーズに行動できます。
オスロブのジンベイザメと泳ぐ方法

以下では、ジンベイザメと泳ぐにはどこに行けばいいのか、費用はどのくらいかかるのかなど、これからジンベイザメと泳ごうと検討している方に向けて細かく説明していきます。
旅行の日程や目的、ご自身の経験に合う方法を選択しましょう。
シュノーケリングツアーに参加する
ジンベイザメと泳ぐもっとも一般的な手段です。現地のガイドがサポートしてくれるため、シュノーケリング初心者でも安心して楽しめます。
GoProでの撮影もできるため、大迫力の映像が撮影できるでしょう。また、ジンベイザメとのシュノーケリングのツアーには、スミロン島やツマログ滝の観光も含まれているため、一度にオスロブを満喫できるでしょう。
ダイビングツアーに参加する
ジンベイザメを下から見たいという方は、ダイビングのプランがおすすめです。
体験ダイブも可能なため、ライセンスがない方でもダイビングできます。ダイビングの前にレクチャーがあるので、しっかり聞いてからダイビングに臨みましょう。
ボートからジンベイザメを観察する
泳ぎに自信がない方や小さなお子様はボートからジンベイザメを見るのがおすすめです。シュノーケリングよりも迫力が劣るものの、海の透明度が高く視界がクリアなため、はっきりと観察できるでしょう。
個人でオスロブに行き、現地で申し込む
個人でオスロブへ行く方法は費用を抑えてジンベイザメと泳ぎたい人におすすめです。バスやタクシーでオスロブまで行き、当日申し込むことでジンベイザメと一緒に泳げます。また、自分でスケジュールを組めるため、ある程度時間に融通が利くのが利点です。
しかし、英語でのやりとりや公共のバスでの移動が必須なのでジンベイザメと泳ぐのが初めての方やセブ島に慣れていない方にはおすすめしません。公共のバスは日本よりも質が良くないため、快適な行き方を選択したい方はバンなどを手配すると良いです。
ジンベイザメと泳ぐまでの流れ

以下ではオスロブのジンベイザメツアーに参加した際、どのような流れでジンベイザメと一緒に泳ぐのかを解説していきます。ぜひ当日の参考にしてください。
早朝に出発
セブ島市内から、ジンベイザメと出会えるオスロブまでは100kmほど南下して、車でおよそ3〜4時間かかります。ほとんどの観光客はツアーを利用して参加し、ホテルを早朝2〜3時の間に出発します。
オスロブ到着後受付、周辺散策
オスロブに到着後、整理券をもらうための受付をします。整理券を発行した後は、ジンベイザメと遊泳する際の注意点などを動画で見ます。注意点を見た後は、少し時間があるのでその間は自由時間です。
周辺にはレストランやお土産屋さんなどがあるため、散策してみましょう。
ボートに乗り込み、シュノーケリングスポットへ
整理券の番号が呼ばれるとライフジャケットとシュノーケリングセットを受け取り、専用のボートに乗り込みます。ジンベイザメと泳げるスポットへ到着後、いよいよご対面です。
ジンベイザメと泳ぐ
ボートから降りるとすぐにジンベイザメと対面できます。ジンベイザメとの距離は数十センチなので、大迫力間違いなしです。
また、毎日数頭のジンベイザメがいるため、さまざまな個体を観察できます。大人でも一生の思い出に残ること間違いなしでしょう。
ボートで港まで戻ってジンベイザメツアー終了
陸まで戻った後は、シャワーと着替えを済ませてツアー終了です。ジンベイザメと遊泳するのみのツアーの場合、午前中に終わるので、午後は周辺スポットで観光を楽しめます。
ツマログ滝やスミロン島など、お好みの観光地に行ってみましょう。
ジンベイザメと泳ぐときの持ち物
ジンベイザメと一緒に泳ぐ際に必要なもの、あったら便利なものをご紹介します。準備の際に参考にしてください。
- ・水着
- ・シュノーケル
- ・ライフジャケット
- ・ラッシュガード
- ・タオル・着替え
- ・ウォーターシューズ
- ・現金・防水バッグ
- ・防水スマホケース
- ・サングラス
- ・帽子
- ・飲み物
- ・酔い止め薬
ツアーに参加する場合は、シュノーケルとライフジャケットをレンタルできます。また、GoProもレンタルできます。ですが、無料の場合と有料の場合があるため事前にツアー会社に確認しておくと安心です。
ジンベイザメと泳ぐときの注意点

ここでは安全にジンベイザメと泳ぐための注意事項を説明します。しっかりとルールを守り楽しみましょう。
ジンベイザメとの距離
ジンベイザメは非常に繊細な生き物のため、近づきすぎないように注意しましょう。少なくとも2メートルは離れて泳ぐようにしてください。また、海に入る際もジンベイザメのすぐ近くに飛び込んだりすることがないようにしましょう。
触らない・追いかけない
ジンベイザメに触ったり、追いかけたりするのはNG。進行方向をふさがないようにしましょう。ゆっくり観察するためには、ジンベイザメに刺激を与えることがないように注意しましょう。
餌を与えない
ジンベイザメツアーの際、観光客がジンベイザメに餌を与える行為は許可されていません。地元の漁師のみが餌を与えられます。ルールを守らない観光客が増えるとボホール島と同様にジンベイザメ観光が禁止になる可能性が高まります。
フラッシュ撮影禁止
海の中で写真を撮るときは、ジンベイザメをおどろかせてしまうためフラッシュ撮影はしないようにしましょう。GoProをレンタルできる場合は、誤ってフラッシュを使う心配がなく、スマホよりも高画質なので、GoProでの写真撮影をお勧めします。
GoProは550〜1000ペソでレンタルできます。ツアーによっては、無料で貸し出してくれる場合もあります。事前にツアー会社に確認しておくと安心です。
体調管理
体調がすぐれないときは海に入るのは控えましょう。また、セブ市内からオスロブへの道は整備されてない箇所がいくつかあるため、車内が揺れることが予想されます。道中で車酔いが心配な人は酔い止めを飲んでおくと安心です。
ジンベイザメが中止になった際に楽しめる周辺スポット
ここからは、オスロブ周辺の観光スポットをご紹介します。ジンベイザメツアーと併せて観光するのがおすすめです。ツアーによって観光スポットの組み合わせが異なるため、内容を比較しながら選ぶことで、より充実した体験ができるでしょう。
また、ツアーが中止になってしまった時の代替案としてもぜひ参考にしてください。
スミロン島

オスロブからボートで約15分の場所に位置する島です。スミロン島では、シュノーケリングを行うのがおすすめです。エメラルドグリーンの海に潜り、カラフルなサンゴ礁や熱帯魚を間近で観察できます。
また、白い砂浜が特徴で、夕方に行けば夕陽を眺めながらロマンチックな時間を過ごせるでしょう。
ツマグロ滝

ツマグロ滝は、別名「神秘の滝」と呼ばれています。大迫力の滝を目の前で見学でき、滝つぼで泳ぐこともできます。また、ツマグロ滝では、滝つぼにいる小魚で天然フィッシュスパ体験が可能です。幻想的で落ち着いた雰囲気が特徴で、自然を感じながらリラックスできるでしょう。
カワサン滝

カワサン滝はセブ島最大級の滝として有名です。エメラルドグリーンの水と何層にも重なる滝が特徴的です。ジップラインや滝つぼへダイブするキャニオニングなどのアクティビティを体験できます。
モアルボアル

シュノーケリングスポットとして有名で、ウミガメとワシの大群が作るイワシトルネードが見れます。比較的浅瀬で観察できるので、シュノーケリング初心者の方におすすめです。
大きな観光施設は少ないですが、沿岸部にはカフェやレストランがあり、よりローカルな雰囲気を楽しめます。
タンアワン・カンキュアイビーチ
オスロブの近くにあるビーチです。海岸には大きな岩があり、写真映えする風景が広がっています。海に潜ったり写真をとったり、のんびりとした時間を楽しめるのがこのビーチの魅力です。
しかし、ビーチまでの道は階段が多く、アクセスはあまりよくありません。訪れる際には注意が必要です。
ホワイトビーチ

オスロブから車で約1時間の場所にあるビーチです。モアルボアルから近いため、ツアーとセットになっていることが多いです。カヤックやボートのレンタルが可能で、青い海でのんびりとした時間が過ごせるでしょう。
公共ビーチのため、土日や祝日は観光客に加え地元の人々で賑わいます。落ち着いた時間を過ごしたい方は、平日に訪れるといいでしょう。
よくある質問
以下では、オスロブでジンベイザメと泳ぐ際に皆様から寄せられる質問にお答えしていきます。
ジンベイザメには必ず会えますか?
オスロブではジンベイザメに99%の確率で出会えます。また、出会える数は日によって変動しますが、多い日には10匹以上のジンベイザメを観察できます。
何歳から参加できますか?
特に年齢制限はありません。小さいお子様は、船の上からでも見学可能です。
日焼け止めは使用してもいいですか?
日焼け止めは環境保護のため使用禁止となっています。日焼け対策の際には、ラッシュガードやサングラス、帽子を使用しましょう。
GoProは使えますか?
使用できます。ツアーによってはガイドがGoProで撮影してくれる場合もあります。スマホよりも臨場感あふれる映像を撮影できるためおすすめです。
まとめ
セブ島でジンベイザメと出会えるオスロブですが、天候、海況、ジンベイザメの状態など様々な理由により中止になる場合が考えらえます。中止になる可能性は低いですが、予備日を確保しておいたり、代替案を考えておいたりすると安心でしょう。
また、ボホール島のように環境保護のため長期間ジンベイザメと一緒に泳げなくなる場合もあります。ジンベイザメと泳ぐ際は、一人ひとりがルールを守って楽しみましょう。
ジンベイザメと一緒に泳いで素敵な旅の思い出を作りましょう!
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