セブ島の街並みは意外と都会!繁華街や観光スポットをエリア別に紹介!

「セブ島は南国でビーチが広がっているのだろう」というイメージをセブ島に持つ方が多くいらっしゃるでしょう。
しかし、実際は公共のビーチが少なくビル群が軒を連ねている場所や、モールや飲食店が立ち並ぶ繁華街が乱立しています。
本記事では2025年現在の街並みと繁華街、観光スポットを紹介していきます。イメージと違う本当のセブ島を紹介していくのでセブ島旅行の際の参考にしてください。
フィリピンセブ島の街並みはイメージと違う?

「セブ島」と聞くと、青い海と南国のリゾートを思い浮かべる方が多いですが、実は近代的な都市としての一面も持ち合わせています。セブシティの中心部には高層ビルが立ち並び、大型ショッピングモールやカフェ、IT企業が集まるビジネス街も存在。
観光客だけでなく、ビジネス目的で訪れる人も年々増加しています。セブ島は“リゾート×都市”が共存する、進化する南国都市なのです。
フィリピンの街並みは年々進化している
フィリピンは発展途上の国なため、発展が著しいです。特に発展していることについて3つ紹介します。
高層ビルが増えている
セブ島ではここ数年で高層ビルやコンドミニアムの建設ラッシュが続いています。
特にITパークやビジネスパークでは、20階以上のオフィスビルが次々と建設中で、夜になるとライトアップされ、かなり都会の雰囲気も味わえます。都市開発のスピードは目を見張るものがあり、訪れるたびに景色が変わっているかもしれません。
人口増加で渋滞が目立つ
セブ島の人口は年々増加し、それに伴って交通渋滞が深刻化しています。
特に朝8~10時、夕方18~20時のラッシュアワーには、主要道路や交差点での混雑が顕著です。今後はモノレールなどの建設計画も進んでおり、交通インフラの改善にも期待が持たれています。
富裕層向けの施設やエリアが増えている
セブ島では高級ホテルのシェラトンや高級ブランドが揃うヌースター、ITパークに隣接するゴルフ場セブカントリークラブなど、富裕層向けの施設が拡大しています。
ITパーク周辺やマクタン島には、プール付きのコンドミニアムやオーシャンビューのレストランも増えており、ハイクラスなライフスタイルを求める観光客や移住者に人気です。
セブ島の街並みや繁華街をエリア別に紹介

セブ島は4,454平方キロメートルあり、東京都の約2倍の広さです。そのため、地方に行くとシティとは違った街並みが広がっています。以下ではエリア別に繁華街を紹介します。
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ITパーク
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ビジネスパーク
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カルボンマーケット
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コロンストリート
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モアルボアル
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オスロブ
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ボゴ
ITパーク

ITパークはセブ島の中でも最も発展しているエリアのひとつ。高層ビルやカフェ、レストラン、ショッピングモールが密集しており、昼も夜も賑わいを見せる“眠らない街”です。
観光客だけでなく、留学生やノマドワーカーにも人気で無料Wi-Fiが使えるスポットも多く、比較的治安も良いため安心して街歩きが楽しめます。
ビジネスパーク

アヤラモールを中心に広がる高級ビジネス街ビジネスパーク。
整備された街路や公園が美しく、治安も良好で女性の一人歩きにもおすすめです。ホテルや銀行、コンドミニアム、外資系企業のオフィスが集まり、観光というより“暮らすように滞在したい”人向けのエリアになります。
カルボンマーケット
セブ島最大のローカル市場で、庶民の暮らしが垣間見えるスポット。生鮮食品や衣料品、雑貨、家具まで何でもそろう活気あふれる市場です。
モールなどよりも価格が格安で、ローカル体験をしたい人にはピッタリ。スリ対策などの注意は必要なので、昼間に訪問すると良いでしょう。
コロンストリート

セブ最古の通りとされ、歴史ある建物とローカル文化が混在するディープなエリア。
セブ島の地元民しか訪れないようなショップや屋台が並び、東南アジアらしさを肌で感じられます。観光客向けというよりは冒険気分で訪れるべき場所です。
モアルボアル

モアルボアルはセブシティから車で約3時間の場所にあるダイバーに人気の海沿いの街です。
街並みは田舎でのんびりとしていて、白砂のビーチとローカルな雰囲気が魅力。イワシの大群やウミガメと泳げるスポットもあり、街歩きとマリンアクティビティの両方が楽しめます。
オスロブ

ジンベエザメと泳げることで有名な観光地オスロブ。
セブ島の南部に位置しており、セブシティとはまったく違う田舎のゆったりとした街並みが広がります。ローカルなフィリピン料理レストランやゲストハウスも多く、のんびりとした時間を過ごしたい人にぴったりです。
オスロブまではツアーで行くのが一般的ですが、バスで行くこともできます。
ボゴ
セブ島北部にある穴場の街。観光地としてはまだ知名度が低いですが、農村と海が共存するのどかな街並みが魅力です。
あまり整備がされていなく、昔からのフィリピンが残っている街なので田舎を体験したい方にはおすすめの場所になります。
マクタン島の街並みや繁華街をエリア別に紹介

マクタン島はセブ島に隣接する空港がある島になります。セブ島よりも南国を味わえる街並みとして人気です。以下ではマクタン島の街並みや繁華街をエリア別に2つ紹介します。
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マクタンニュータウン
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マリバゴ
マクタンニュータウン

マクタン島の中でも特に近代的な雰囲気が漂うのが「マクタンニュータウン」。
高層コンドミニアムやビジネスオフィスが立ち並び、外国人向けのレストランやカフェ、ホテル、スーパーも充実しています。道も広く整備されていて、ITパークと比べて規模は劣るものの、都会感を感じられます。
観光客だけでなく、留学生や長期滞在者にも人気のエリアです。
マリバゴ
マリバゴはJパークやブルーウォーターなどのリゾートホテルが集中するエリアで、セブ島らしい南国の雰囲気を体験できます。
ローカルの飲食店から高級スパ、バーまでそろっており、多くの観光客が街歩きをしています。治安も比較的良好で、夜でも安心して散策可能です。東南アジアらしい南国を体験できます。
セブ島の観光スポット
セブ島は観光地であるため、たくさんの観光スポットがあります、以下では観光客におすすめの6つの観光スポットを紹介します。
シラオガーデン

観光客に大人気でセブ市内から車で約1時間の山間にある映えスポット。
色とりどりの花が咲き誇る庭園で、ヨーロッパの街並みを思わせるようなアートなデザインがSNS映え間違いなし。街歩きとは違う自然と装飾の調和を楽しめ、セブ島の新しい一面を感じられる場所です。
営業時間 |
8:00~17:30 |
入場料 |
100ペソ(約250円) |
住所 |
CV48+MPV, Cebu City, 6000 Cebu |
Googleマップ |
トップス

セブシティを一望できる人気の展望台「トップス」はセブ島の街並みや繁華街を見下ろせます。特に夕方から夜にかけては、夕日や夜景、心地よい風を楽しめるデートスポットとしても有名です。
営業時間 |
24時間 |
入場料 |
100ペソ(約250円) |
住所 |
Cebu Tops Rd, Cebu City, 6000 Cebu |
Googleマップ |
サントニーニョ教会

セブの歴史を感じられる代表的な建築物の一つが「サントニーニョ教会」。
スペイン統治時代の1565年に建設された荘厳な石造りの建物は、セブ島の宗教文化と街の歴史を肌で感じられる場所です。周囲にはお土産屋やローカルマーケットもあり、街歩きも楽しめます。
土日は礼拝で込み合っているためスリなどにご注意ください。また、薄手の服装は入場ができないため羽織るものを持っていきましょう。
営業時間 |
6:00~19:00 |
入場料 |
0円 |
住所 |
Pilgrim’s Center, Osmeña Blvd, Cebu City, 6000 Cebu |
Googleマップ |
マゼランクロス

マゼランクロスは歴史的な記念碑で、1521年に探検家マゼランがキリスト教をフィリピンにもたらした際に設置した十字架です。
現在はサント・ニーニョ教会の隣にある八角形の祠の中に納められ、観光名所として多くの人が訪れます。天井には洗礼の様子が描かれた美しい壁画があり、フィリピンのキリスト教の起源を象徴するスポットです。
サントニーニョ教会と同様にシティツアーなどにも組まれており、観光客に人気のスポットです。
営業時間 |
8:00~18:00 |
入場料 |
0円 |
住所 |
7WV2+CQG, P. Burgos St, Cebu City, 6000 Cebu |
Googleマップ |
サンペドロ要塞

セブ最古の軍事要塞「サンペドロ要塞」は、スペイン時代の街並みを今に伝える貴重な建造物です。
石造りの壁や砲台跡、当時の武器などを見学しながら、セブの歴史に触れることができます。
営業時間 |
8:00~17:00 |
入場料 |
30ペソ(約75円) |
住所 |
7WR4+X7J, A. Pigafetta Street, Cebu City, 6000 Cebu |
Googleマップ |
スグボメルカド
セブ島で一番人気のナイトマーケット「スグボメルカド」は、フィリピン人や観光客、留学生で溢れているフードパークです。
夜4時ごろからお店が段々と開店しだし、人気のマンゴーシェイク「アーリーマンゴー」やフィリピンBBQを食べられる「チャコールボーイ」など人気の出店がたくさんあります。月曜日が定休日なのでご注意ください。
営業時間 |
16:00~24:00 |
入場料 |
0円 |
住所 |
Abad St, Cebu City, 6000 Cebu |
Googleマップ |
セブ島で街を歩く際の注意点

セブ島は海外のため、日本と比較すると治安が悪いです。また、インフラが整っていない部分もあるため街を歩く際はいくつかの注意点があります。
注意点①信号と横断歩道が少ないため道を渡りにくい
セブ島では主要道路でも信号や横断歩道が整備されていない場所が多く、歩行者が自分のタイミングで道を渡る必要があります。
交通量が多い時間帯は車がなかなか止まってくれず、特に初めての観光客にとっては少し怖く感じるかもしれません。無理に渡らず、周囲の現地の人と一緒に渡るなど、安全を意識しましょう。
注意点②野良犬が多いので不安
セブ島の街中には野良犬が多く見られ、観光客は驚くかもしれません。基本的には人に対して攻撃的ではありませんが、むやみに近づいたり、食べ物を持っていたりすると寄ってくることがあります。
不安を感じたら、静かに距離を取りましょう。
注意点③道が狭いので歩きにくい
セブ島のローカルエリアでは、道幅が狭く、歩道も整備されていないことが多いため、歩行中にバイクや車との距離が非常に近くなります。
特にマーケット周辺やコロンストリートでは人混みもあり、スリや接触事故のリスクが高くなりがちです。荷物は前に持ち、なるべく車道側を避けて歩きましょう。
注意点④水溜まりがあり服が汚れてしまうことがある
雨季の時期はスコールが多く、雨上がりに大きな水たまりができることもあります。
舗装が不十分な場所では、歩くたびに泥水がはねてズボンや靴が汚れることもあるでしょう。特に白い服装やサンダルの場合は汚れが目立つので、雨季には濡れてもいい服装や靴を選ぶのがポイントです。
注意点⑤路上で声をかけられてスリにあう可能性がある
観光地周辺では、親しげに話しかけてくる人の中にスリ目的の人が紛れていることがあります。
複数人で気をそらしながら、バッグやスマホを狙う手口がセブ島の総領事館から報告されています。路上での会話には注意し、貴重品は肌身離さず管理しましょう。
注意点⑥怪我や事故にあう確率が日本より高い
道路の段差やバイクとの接触、建物の老朽化など、セブ島では日本と比べて思わぬ怪我のリスクが潜んでいます。
特に子連れの旅行者や高齢者は注意が必要です。旅行保険に加入しておくと安心ですし、街歩きの際は履き慣れた靴で、なるべく明るいうちの行動を心がけましょう。
セブ島以外でフィリピンの田舎の街並みを体験できるスポット
フィリピンは7641島あり、それぞれの島に様々な街並みがあります。以下ではセブ島から2~3時間程度で行ける2つの島をご紹介します。
ボホール島

ボホール島はセブ島と比べると田舎の島で固有種のメガネザル「ターシャ」やジャングルクルーズのようなクルージングが楽しめる「ロボックリバー」などがあります。
タクシーもないような田舎で、移動は基本的にトライシクルかレンタルバイクになります。セブ島とは全く違う街並みが楽しめるため、フィリピンの田舎に興味がある方はぜひ訪れてみてください。
シキホール島

魔女の島と呼ばれるシキホールは、インフラがあまり整っておらず、手つかずの自然と昔ながらの漁村風景が広がる、のんびりとした田舎街です。
セブ島やマクタン島にないような長いビーチや魔術体験などあり、全く違うフィリピンが体験できます。
人々の生活も穏やかで、シキホール現地人の温かさに触れられる癒しのスポットです。
まとめ
セブ島は意外と都会的な街並みや繁華街が広がっており、高層ビルや大型ショッピングモール、高級レストランなどがあります。もちろん、セブ島にはきれいなビーチも点在しており、東南アジアならではの南国な空気を体験することも可能です。
一方で、街並みを散策する際には注意点もあり対策をすることが重要になります。服が汚れたり怪我をしてたりすることもあるので注意しましょう。
注意点を守りながらセブ島の街並みを歩いて、自分の好みのセブ島を見つけてみてください。
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