【2024年版】セブ・マクタン空港ターミナル1完全ガイド:国内線利用者必見の詳細マップと便利な情報
セブ島の玄関口となるセブ・マクタン空港は、2018年にリニューアルされ、2024年現在も多くの観光客で賑わっています。
初めてセブ・マクタン空港を使う方は、どこに何があるのか、チェックインした後なにをして過ごせるのかなど気になるのではないでしょうか。
本記事では、国内線であるターミナル1について、セブ島に滞在して2年になる筆者が以下について解説します。
- 出入国の手続きの流れ
- セブ・マクタン空港内での過ごし方
- セブ・マクタン空港からセブ市内へのアクセス方法
この記事を読めば、迷っている無駄な時間を減らせたり、ぼったくりなどのトラブルに合わず、空港での時間を有意義に過ごせるようになるので、ぜひ最後までご覧ください。
セブ・マクタン空港について
セブ・マクタン空港は、 セブ市中心部から約20kmの距離に位置するマクタン島にあります。
セブ・マクタン空港はもともと、国際線と国内線が1つのターミナルでしたが、2018年7月に、国際線専用のターミナルが建設され、今まで使われていたターミナルは国内線専用としてセブ島内やフィリピン国内の移動に利用されています。
セブ・マクタン空港の2つのターミナル
セブ・マクタン空港には現在、国内線と国際線の2つのターミナルがあります。利用するフライトによってターミナルが異なるので注意が必要です。
国内線第1ターミナル(T1)
国内線第1ターミナル(T1)は国内の発着に利用されています。日本からセブを訪れる際、マニラでの乗り継ぎであれば、第1ターミナルに到着します。
到着後、案内板に沿って荷物をピックアップし、到着ゲートを抜けるとすぐに、お土産店やカフェ、ファストフード店などが立ち並んでいるので、フライト後お腹が空いていても気軽に食べられます。
フィリピンで一番人気のファストフード店「Jollibee(ジョリビー)」もあります。
国際線第2ターミナル(T2)
2018年7月に新設された第2ターミナルは国際線の発着ターミナルです。日本からセブ島に直接渡比する際や他の国を経由するフライトの場合、第2ターミナルに到着します。
案内板に沿って入国審査、預け荷物の受け取り、税関審査を経て、入国となります。国内線第1ターミナルよりお店の数は少ないですが、コンビニや小さなカフェ、両替所があるので便利です。
また、セブ・マクタン空港第2ターミナルから第1ターミナルへは徒歩で5分程度なので、飲食店に困ることはないでしょう。
セブ・マクタン空港ターミナル1の詳細マップ
こちらがセブ・マクタン空港ターミナル1のマップです。マクタン空港ターミナル1のマップを見ると、チェックインカウンター、セキュリティチェック、出発ゲートなどの位置がわかります。
第1ターミナルには多くのローカルフード店やカフェ、お土産店があります。気軽に疲れを癒せるマッサージチェアもあるので、早めに空港に着いても時間が余って困ることはないです。
チェックインカウンター
チェックインカウンターは2階にあり、建物に入る前に警備員からパスポートと帰国便の予定表の提示が求められるので、そのページを開いておくか、スクリーンショットを撮っておくとスムーズに入れます。
先に進むと見えてくるのがチェックインカウンターです。航空会社ごとに区分けされているので、案内板を見て、自分の搭乗予定の航空会社の列へ並びチェックインをします。
セキュリティチェック
チェックインエリアの奥にあり、搭乗者はセキュリティチェックを通過し、危ないものを持っていないかチェックが行われます。
100ml以上の液体やハサミなどの刃物類は持ち込み禁止となっているので注意が必要です。
出発ゲート
セキュリティチェックを通過したら、案内板を確認し自身のフライトのナンバーが書かれた出発ゲートへ向かいます。
出発ゲートには、マクドナルドよりも人気の高いJolibeeが、以前より大きなレストランとなって旅行者をお出迎えしています。
マッサージチェアもあるので、フライト前に足のむくみや、旅の疲れを気軽に取ることも可能です。
他にもおしゃれなフードコートや洋服店、お土産ショップなどが充実しています。早めにホテルを出て空港内で食事をとったり、ショッピングをしていると、あっという間に搭乗時間になっています。乗り遅れない程度に、セブ・マクタン空港での時間を楽しみましょう。
なお、出発ゲートに一度入ってしまうと外に出ることはできないため、外でやり残したことがないか確認してから入場しましょう。
到着ロビー
飛行機が無事に到着したら、掲示板に沿って進みます。国内線の到着ロビーは1階にあり、預け荷物を受け取る場所と、出口があります。一度外に出てしまうと中には入れないため注意してください。
荷物受け取り
到着ロビーに着いたら、自分のフライトナンバーとターンテーブルを確認し、預け荷物を受け取ります。受け取りが遅いと盗まれる可能性もあるので、到着したらなるべく早く荷物を受け取るようにしましょう。
エントランス階
荷物を受け取ったら、出口へ進みましょう。出口がある1階や入場口がある2階はエントランス階になっており、飲食店やお土産屋さんが並んでいます。
例えば、フィリピンでお祝いする時に必ず食べられている「レチョン(豚の丸焼き)」なども食べられます。また、出発ゲートにもありましたが、出口を出て右側にジョリビーがあります。
スターバックスやコンビニ、日本食レストランなどの飲食店もあり、化粧品やお土産用のお菓子が買えるお店もあるので、チェックインする前にお土産を購入することも可能です。
セブ・マクタン空港での過ごし方
新しくなったセブ・マクタン空港にはレストランやカフェ、お土産店など飽きない施設がたくさんあります。以下では早く空港に到着した場合、セブ・マクタン空港でのおすすめの過ごし方を紹介します。
レストランで食事を楽しむ
セブ・マクタン空港にはジョリビーやレチョンなどのローカルなフィリピン料理から、ラーメン屋や韓国料理まで多彩なレストランが立ち並んでいます。
セブ島発祥のBo's Coffeeはカフェでありながら、パスタなどの食事も提供していて、尚且つWi-Fiもあるので作業をしながらにもおすすめです。
カフェでゆっくり過ごす
チェックインの時間まで旅の思い出に浸りながら、ゆっくりとコーヒーブレイクもおすすめです。空港内には以下のカフェがあります。
- スターバックス
- クリスピー・クリームドーナッツ
- The Coffee Bean & Tea Leaf
- Bo's Coffee
空港Wi-Fiがあるため、Wi-Fiがない店舗でも安心です。
お土産店でショッピングを楽しむ
「お土産を買い忘れた」と思っても問題ないです。空港内にはフィリピンならではのお土産がたくさん揃っています。フィリピンのお菓子や雑貨が揃っている「Islands souvenirs」や免税店があります。
ただし、空港内のお土産店はローカルマーケットと比べて2〜3倍とかなり値段が高いので、なるべく市内で買い物を済ませることをおすすめします。
フライト前にマッサージで疲れをとる
チェックイン後のエリアにはマッサージ店もあります。料金は30分500ペソからとセブシティーよりは高めの値段ですが、全身マッサージやフットのみ、スカルプマッサージなどが選べるので、フライト前の旅の疲れを癒すのにぴったりです。
ラウンジを利用する
セブ・マクタン空港での時間をゆっくり過ごしたい方のためには「Plaza Premium Lounge」がおすすめです。特定のクレジットカードを所有している、もしくはお金を払うと誰でもラウンジを使用できます。場所は手荷物検査を終え、搭乗口20〜22あたりにあります。
セブ・マクタン空港からセブ市内へのアクセス方法
セブ・マクタン空港からセブ市内へ移動する方法はいくつかあります。予算や時間、快適さから、自分に合ったアクセス方法を選びましょう。
現地の旅行会社にお願いする場合
現地の旅行会社に空港から宿泊施設までの送迎をお願いできます。初めての海外旅行で不安がある方は、事前予約で安心して快適に移動ができるのでおすすめです。料金は一般的なタクシーよりも少し高めですが、ぼったくりの心配や追加料金の発生はありません。
現地のツアー会社「セブホッピー」のピックアップサービスは日本語対応のスタッフがやり取りをし、スタッフが空港で笑顔で出迎えてくれて、セブ島の観光情報も教えてくれるので、旅の計画作りにも役立ちます。
早朝や深夜のフライトにも対応してくれるので、待ち時間なくスムーズに移動することができ、貴重な休暇を最大限に活用できるのでおすすめです。
通常のタクシーの場合(白タクシー)
白タクシーは、セブ市内へのアクセスでよく利用される方法です。料金はメーター制で、初乗りが40ペソで、セブ市内まで300ペソ程度です。節約したい方は、友達と乗り合わせればリーズナブルに移動できます。
ただし、時には遠回りされたり、メーターを使わないよう言われたりすることもあるので注意が必要です。そのような時は、きちんとメーターを使うよう主張しましょう。白タクシーは台数が多いので、待ち時間も少なく、気軽に利用できると思います。
エアポートタクシーの場合(黄色タクシー)
エアポートタクシーは黄色タクシーとも呼ばれていて、黄色のポロシャツを着た係員が目印です。料金は白タクシーの2倍ほどで、初乗り70ペソからですが、ドライバーは英語が堪能な方が多く、車内は清潔で快適です。
エアポートタクシーは料金が高いため、あまり利用されておらず、タクシーが混雑している場合でも待たずに乗れます。
配車サービスGrabの場合
Grabのアプリを登録しておくと、アプリで簡単に配車ができ、料金も事前にわかるので安心です。セブ市内までの料金は約350〜500ペソ程度です。また、Grabはクレジットカードで決済ができるので、フィリピンペソの心配をしなくて済みます。
アプリからドライバーの評価を見ることもできるので、安全性も高いです。
バスの場合
予算重視の方には、「MyBus」がおすすめです。「SM セブシティ」までわずか50ペソで行けます。「SM セブシティ」に到着後、タクシーを使って自分の滞在先や目的地へ移動しましょう。空港発は午前7時〜夜21時まで、30分〜1時間間隔で運行しているので便利です。
バス停はターミナル1の到着階にあり、わかりやすい場所にありますが、見つけられない場合は近くのセキュリティに聞きましょう。道路の混雑状況で到着時間は大きく変わるので、時間に余裕のある方は挑戦してみてください。
出国手続きの流れ
国際線になる場合、セブ・マクタン空港での出国手続きは、以下の3つのステップで完了します。早めの行動と準備で、スムーズな出国手続きをしましょう。
①チェックインカウンターで出国手続きのチェックイン
まず、航空会社のチェックインカウンターへ向かいます。チェックインカウンターでは、パスポート、航空券(または予約確認書)を見せ、預け入れ荷物がある場合は預ける手続きをします。
このとき、座席の希望(窓側や通路側)も伝えましょう。チェックインが完了すると、搭乗券と預け入れ荷物の引換票をもらえます。
②イミグレーションで出国審査
チェックイン後は、出国審査場へ向かいます。イミグレーションでパスポート、搭乗券を見せます。審査官から渡航目的や滞在期間について質問されることもありますが、落ち着いて答えましょう。
審査が終わると、パスポートに出国スタンプが押されます。審査場は混雑することがあるので、時間に余裕を持って向かいましょう。
③手荷物検査場で手荷物検査
最後は手荷物検査です。手荷物検査場では、機内持ち込み荷物のX線検査と金属探知機によるボディチェックが行われます。液体類やPC、タブレット、カメラなどの電子機器は別途トレイに入れて検査を受けます。
刃物、火器、100mlを超える液体などがないか確認されるので、事前に確認しておきましょう。検査後、手荷物を受け取り、搭乗ゲートへ向かいます。セキュリティエリアに入ると、免税店やレストランがあるので、時間があれば最後の買い物や食事を楽しめます。搭乗時間には余裕を持って、ゲートで待機しましょう。
セブ・マクタン空港でよくある質問
セブ・マクタン空港についてよくある質問をまとめました。
空港でWi-Fiは使えますか
空港でWi-Fiは使用可能です。接続方法は簡単で、「MCIA T1 Free WiFi」を選択し、ポップアップページが出てくるので「ENABLE INTERNET」を選びます。ただし、接続が不安定な場合もあるので、重要な連絡は事前に済ませておくのがおすすめです。
余ったお金は両替できますか
セブ・マクタン空港国内線エリアに両替所があります。ただし、空港のレートは少し悪いので、できるだけセブ市内で両替しておくのがよいです。
飛行機の何時間前までに空港に到着しておくべきですか
セブ・マクタン空港国内線の場合は出発の2時間前、国際線なら3時間前が目安です。混雑時期(GWなど)はさらに時間に余裕を持つのがおすすめです。
充電スポットはありますか
空港に充電スポットはあります。セブ・マクタン島の空港では、待合エリアやゲート付近に無料の充電スポットが設置されています。ただし、数に限りがあるので、モバイルバッテリーを持参すると安心です。
日本へ持ち込めないものは何ですか
日本へ持ち込めないものは以下になります。
- 生鮮食品(果物、肉、魚など)
- 植物
- 違法薬物
- 刃物
- 偽造品
特に、マンゴーなどの果物は持ち込み禁止なので要注意ですが、ドライマンゴーなら問題ありません。また、貝殻やサンゴなどの自然物も持ち出し禁止の場合があるので、お土産選びは慎重にしましょう。
まとめ
今回は、セブ・マクタン空港に到着してからの移動方法や、おすすめの過ごし方、出入国方法について解説しました。
海外旅行に慣れてなかったり、英語が苦手だったりすると、イミグレーションでの受け答えや出入国方法などで不安に思うことがあるでしょう。しかし、今回の記事を参考にすれば、手続きをスムーズに済ませられるだけでなく、飛行機に乗るまでの時間を有意義に過ごすことができます。
また、セブ・マクタン空港には親切なスタッフが多いので、何かわからないことがあった場合はすぐに助けてくれるでしょう。セブ・マクタン空港を起点に、セブ島の魅力的な自然とアクティビティをじっくり楽しんでください。
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