セブ島のアイランドホッピングに自力で行く方法!現地での交渉術や危険性を在住者が紹介

「節約したいけど、最高の思い出は作りたい!」そんなあなたに、セブ島のアイランドホッピングに自力で行く方法を紹介します。
自力でのツアー交渉はトラブルが多いですが、上手く交渉すれば問題なく行けるかもしれません。
- 自力でアイランドホッピングに行く方法
- 自力とツアーどっちで行くのが良いか
- 交渉トラブルを回避するコツ
上記についてセブ島在住歴3年の筆者が詳しく解説します。アイランドホッピングに自力でも安く行きたい人は、ぜひご覧ください。
なお、大人数でツアーに行く場合『セブホッピー』であれば2,000ペソでアイランドホッピングに行けます。ボート、ガイド、昼食、飲み放題、入島料などすべて込みで2,000ペソなので、お得です。
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セブ島アイランドホッピングとは

アイランドホッピングとは、セブ島の周りにある美しい島々を1日かけて巡る人気のアクティビティです。以下ではアイランドホッピングの魅力やスケジュールを紹介します。
アイランドホッピングの魅力
セブ島付近の島は、距離が近いのでサクサクとアイランドホッピングできるのが魅力です。また、海のど真ん中に船を止めてシュノーケリングができるのも日本では、なかなか体験できないかと思います。
カラフルな熱帯魚やサンゴ礁を間近で見ると、本当に水族館の中にいるような気分を味わえるのでおすすめです。海に入るのが苦手という方は、船やビーチの木陰でゆったり日光浴をするのも良いでしょう。さざ波と綺麗な海が日頃の疲れを癒してくれます。
マリンアクティビティも豊富でジェットスキーやパラセーリングで遊ぶことも可能です。
アイランドホッピングのスケジュール
セブ島でアイランドホッピングに自力で行く場合のスケジュールを紹介します。今回は例として人気の高い「ナルスアン島」と「カオハガン島」に自力で行くアイランドホッピングのスケジュールです。
07:00 |
セブ島市内の宿泊先から港へ向かう |
08:00 |
マクタン島の港でバンカーボートの交渉をする |
09:00 |
ナルスアン島到着(海洋保護区でのシュノーケリング、桟橋で記念撮影) |
11:00 |
ナルスアン島出発 |
12:30 |
カオハガン島到着(ランチや島散策を楽しむ) |
14:00 |
カオハガン島出発 |
15:00 |
港に到着、船長に支払いをする |
16:00 |
セブ市内の宿泊施設へ帰る |
交渉が長引いたり船の出発が遅れたり、かなりスケジュールが前後するので、あくまで目安のスケジュールで考えておきましょう。
アイランドホッピングの持ち物
アイランドホッピングに参加する際に必要な持ち物は以下です。
- 水着
- 着替え
- タオル
- サングラス
- 日焼け止め
- サンダル
- 帽子
- 現金
- 酔い止め薬
- ティッシュ
- スマホ用防水ケース
自力で行く場合はお昼が出ないので、軽食や飲み物があると良いでしょう。しかし、飲食物が持ち込み禁止の島もあるので事前の確認が必要です。
また自力で行く場合、シュノーケリングやライフジャケットなどが無い可能性もあるため交渉する際に尋ねましょう。
アイランドホッピングに自力で行くのに向いている人

前提として、誰でも簡単に自力でアイランドホッピングに行けるわけではありません。しっかりリサーチして、交渉して、時間をかける必要があります。
以下では、自力でアイランドホッピングに行くのに向いている人を紹介します。
とにかく安価で行きたい人
予算重視の旅行者には、自力でのアイランドホッピングがおすすめです。現地での交渉次第で大幅にツアー料金を抑えられる可能性があります。
ただし、バンカーボート代が安いだけでは意味がありません。入島料やアクティビティ用品の貸出し料金なども事前に確認して総額を計算しましょう。
交渉を楽しみたい人
現地でフィリピン人との交渉を楽しめる人は、自力でのアイランドホッピングに向いています。アイランドホッピングに出発するためには、港で船長との料金交渉や、行き先、滞在時間の調整、島での追加アクティビティの話し合いが必要になります。
これらの交渉を楽しめる人なら、アイランドホッピングがより面白い体験になるでしょう。
英語コミュニケーション能力が高い人
セブ島では英語が広く話されているので、英語力に自信がある人は自力でのアイランドホッピングに向いています。船長や現地人とスムーズにコミュニケーションが取れ、島の歴史や文化について直接質問できるとより深い現地の体験ができます。
しかし、タガログ語しか話せない船長も多いので注意が必要です。タガログ語しか話せない船長の場合、交渉するのは翻訳アプリを使用しても難しいでしょう。
自力でアイランドホッピングに行く方法

自力でアイランドホッピングに行くには、ある程度の英語、またはタガログ語の会話能力が必要です。言語でのコミュニケーションがスムーズにできないと、交渉やトラブル時の対応が難しくなるので、十分気をつけてください。
以下では自力でアイランドホッピングに行く方法を解説します。
事前に行きたい島をリサーチしておく
まずは、セブ島周辺の島々について調べ、訪れたい島を決めておきましょう。人気の島には以下のようなものがあります。
- ナルスアン島
- パンダノン島
- ヒルトゥガン島
- カオハガン島
行きたい島が決まったら、その島までの所要時間や入島料、できるアクティビティなどもチェックしておくと良いでしょう。
事前に行きたい島を明確に決めたい方は「セブ島と言えばアイランドホッピングツアー!日帰りで予約できる内容や料金相場についても解説!」の記事を参考にしてください。
マクタン島の港へ向かう
セブ島からアイランドホッピングに出発する際は、主にマクタン島にある港を利用します。代表的な港は以下の2つです。
なお、時期や日により、船長やガイドがいない可能性もあるためご了承ください。
マリバゴのセーブモア周辺
マリバゴにあるセーブモアというスーパーの近くには、小さな港があります。ここは地元の人々も利用する港で、観光客向けの大きな港ではないですが、小型ボートを見つけやすい場所です。
マリバゴの港を歩いているとおじさんが声をかけてきます。彼らはバンカーボートの船長やガイドで、アイランドホッピングの案内をしてくれますが、すぐに決めずに必ず正規の業者かどうかを確認してから交渉してください。
コルドバポート
コルドバポートは、マリバゴの港より大きく、観光客向けのボートも多く停泊しています。様々なサイズのボートを見つけることができ、選択肢が多いのが特徴です。ボートの大きさによって価格も異なります。
ボートの価格交渉をする
港に到着したら、ボートの船長やガイドを探し、価格交渉をします。以下のポイントを押さえて、英語またはビサヤ語で交渉しましょう。
ボートチャーター料金の目安
アイランドホッピングで行きたい島と人数を伝え、希望の出発時間と戻る時間を伝えます。通常、小型ボートで8,000ペソ程度が目安ですが、初めは高い値段を請求されるので船長と交渉し、諦めずに値切っていきましょう。
その他かかる料金
ボート以外にも入島料、アクティビティの備品レンタル費用、昼食代、飲み物代、ガイド費用などがかかるので船長に確認する必要があります。もしもの時の安全装備があるかも必ず確認しましょう。
詳しい価格については「自力で行く方法とツアーで行く方法を比較」で紹介しています。
自力で行くアイランドホッピングを楽しむ際の注意点

自力でのアイランドホッピングをより安全に、そして楽しく過ごすための注意点を紹介します。
内容を確認する
「出発する前と言っていることが違う」と後から揉めないためにも、船長とツアー内容をしっかりと話し合う必要があります。
例えば、各島での滞在時間を決めておく、マリンアクティビティを決めておく、必要な装備や費用を聞いておくなど、事前に詳細を把握することで、より安全で充実したアイランドホッピングを楽しめます。
揉めた事例もあるので、お互い間違いのないようにしっかりと確認しましょう。
なるべく必要最低限の荷物で参加する
観光客を狙った置き引きなどの可能性がないとは言えません。
置き引きがあった場合は自己責任となってしまうので、島内での移動や活動を快適にするためにも、持ち物は最低限に抑えましょう。必要のない貴重品はなるべくホテルに置いてくるのが安全です。
船酔いや日焼け対策をしておく
比較的穏やかと言われているセブ島の海ですが、天候によって荒れることもあります。酔いやすい方は必ず出発前に酔い止め薬を服用しましょう。
セブ島の日差しは日本よりも強いので、適切な日焼け対策が必要です。帽子やサングラスなどの日除けアイテムを身につけ、日焼け対策を徹底しましょう。
水着はあらかじめ着ておく
バンカーボートは設備が整っておらず、着替えるスペースがないことも多いので、あらかじめ服の下に水着を着用しておくのがおすすめです。
保険に入っておく
フィリピン人の個人ツアーの場合、保険に入ってないことが大半です。万が一の事態に備えて、保険に加入しておくことで、安心してアイランドホッピングを楽しむことができます。
海外旅行保険に加入したら、水上アクティビティがカバーされているか、緊急医療搬送や治療費のカバー範囲も確認しておきましょう。
また、通常のツアーと比べてガイドの人数が少なく安全面が考慮されていないことが多いので、溺れたり怪我をしたりしないように常に注意しましょう。
ぼったくられないように注意
現地でのぼったくりを避けるため、事前に料金の相場を調べておきましょう。料金の内訳を明確に確認し、追加のアクティビティや、予定時間を過ぎた際の追加料金の有無をあらかじめ確認しておくと良いです。
現地の方を尊重しつつ、あきらかにぼったくりだと思った場合は毅然とした態度で対応することが大切です。フィリピンは銃社会なため、できるだけ言い合いは避けるべきでしょう。
自力で行く方法とツアーで行く方法を比較

セブ島でのアイランドホッピングについて、自力で行く方法とツアーで行く方法を以下で比較します。
価格
自力の場合、概算で1人あたり2,000ペソ(約5,000円)程度ですが、船長によってかかる値段は変動します。10倍の値段を言ってくるなんてこともあるため注意しましょう。
ボートレンタル |
8,000ペソ程度 |
ガイド費用 |
1000~2000ペソ |
入島料 |
100~300ペソ/1人 |
食事 |
300ペソ/1人 |
飲み物 |
200~500ペソ/1人 |
シュノーケリルなどの備品 |
100~300ペソ/1人 |
港までの往復の交通費 |
300~500ペソ/1人 |
ツアーの場合、 概算で1人あたり3,000〜5,000ペソ(約7,500〜12,500円)程度です。オプションやツアー会社によって価格は変動しますが通常ボート代、ガイド料、入島料、ランチ、飲み物、シュノーケリング用具などが含まれています。
リスク
ツアーで参加するアイランドホッピングの方が安全性が高いです。ツアーでは、現地に詳しい経験豊富なガイドが同行し、安全管理を徹底しています。またツアー会社が使用するバンカーボートはメンテナンスが行き届いており、万が一トラブルがあった際もすぐに対応できます。
比較的穏やかな気候のセブ島ですが、海は天候が変わりやすく、急な雷雨に見舞われることもありますが、ツアーの場合、天候や今後の海の状況の判断は専門家が行うため、安心してアイランドホッピングを楽しめるでしょう。
自力で行く場合は、機器のメンテナンスをいつしたか、船長の経歴は長いのかなど聞いても事実確認が取れないため、トラブルリスクが高いです。
実効性
アイランドホッピングに自力で行く場合、実際に行けるかどうかは港に行ってみないとわかりません。ボートの予約が取れないケースや、急な船長都合によりキャンセルを余儀なくされる場合もあります。
また、港を出たのは良いものの、島への上陸が許可されず、プランの変更をさせられる可能性もあります。言語の壁も大きいので、現地のスムーズなコミュニケーションが困難で乗れない、もしくは高額な請求をさせられ、せっかくの気分が落ちてしまうことも。
一方、ツアーでは経験豊富な現地人のサポートのもと、計画通りにアイランドホッピングを楽しめるため、ほとんどプラン通りに遂行されます。もし、トラブルがあった際も条件によっては返金してくれるので安心です。
自力で行くアイランドホッピングで人気の島々

アイランドホッピングで行ける人気の島を紹介します。島ごとに写真映えするスポットや、見どころがたくさんあるのでお気に入りを見つけて参考にしてみてください。
ナルスアン島
ナルスアン島は外周100メートルほど、歩いて5〜10分で周れる、とても小さな無人島です。シュノーケリングに訪れる方が非常に多く、島にはコテージもあるので宿泊することも可能です。
写真のような長い桟橋が有名で、フォトジェニックな写真スポットもたくさんあります。
ナルスアン島の魅力は「【2024年現在】セブ島から近いナルスアン島の桟橋を見にアイランドホッピングへ」の記事で紹介しております。
パンダノン島
パンダノン島はマクタン島から船で約1時間ほどの位置にある「天国に一番近い島」と呼ばれている島です。
パンダノン島は、水深が膝くらいの遠浅のビーチが広がっているので映える写真を撮ったり、お子さんとビーチで遊んだり、のんびりしたりするのに最適な離島です。
カオハガン島
カオハガン島のオーナーは日本人の方で、実際に日本人が複数人在住しています。小さな島ですが、学校や教会、野菜が売っていたりと島民の生活を垣間見ることができ、島民手作りのキルトがお土産で人気です。
ソルパ島
ソルパ島はマクタン島から船で約20分ほどの距離にある小さな無人島です。
魚があまり泳いでいないので、シュノーケリングには向いていませんが、腰まで浸かって綺麗な海をのんびり眺めたり、無人島で観光客も多くない穴場のスポットなので人目を気にせず、お気に入りの写真を撮って楽しめます。
料金を下げたい人は自力で行く方法がおすすめ

本記事ではセブ島でのアイランドホッピングに自力で行く方法や、注意点を紹介しました。自力でのアイランドホッピングは、自由度が高く、予算を抑えられる可能性がある反面、安全面や言語面での不安もあります。
初めてセブ島を訪れる方や、交渉がめんどくさいと思う方、ご家族で旅行をしている方などは安全で快適なツアー会社を選択する方が良いでしょう。
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